2013年4月19日金曜日

マットレスの選び方〜その11 マットレスのメンテナンス

 マットレスって丁寧に気をつけて使えば長く使えます。以前使っていたマットレスも15年以上使ってましたが全くへたりがなく使えました。

 最終的には引越しを機に新しい物に買い替えたので欲しい人にあげてしまいましたが、まだまだ十分に使えるマットレスでした。 

 では、マットレスを長く使うためにはどのようにメンテナンスしたら良いでしょうか。


 1、マットレスのローテーション 

マットレスの中に入っているのはバネなので、いつも同じところばかりに重さがかかっているとその部分のバネがだんだんと弱くなってきてしまいます。

 そのため、たまにはマットレスを裏返したり、頭と足をひっくり返して加重がかかる場所を変えることが大切です。 

 寝ているときに加重がかかる場所は、「頭」「胸」「腰」になりますが、毎日毎日マットレスの同じ場所に加重がかかるのを防ぐためにマットレスのローテーションは必要です。

 ローテーションは裏表、前後と4タイプできるので定期的にローテーションをしていけばマットレスがかなり長持ちします。 

 引越しが多い人は自然とマットレスがローテーションされているので長持ちしていると思います。

 ホテルなどではマットレスは大切な備品なので、シーズンごとや半年ごとにローテーションをしているそうです。マットレスにラベルが張ってあって「この季節はこの面を頭の方にする」というような指示で定期的にローテーションしてます。 

 安いマットレスはともかく、高いマットレスを買った場合は長持ちさせるためにローテーションをオススメします。

 また、自分の体にあったマットレスってなかなか探すのが大変なので、安くても高くても自分が気に入ったマットレスは長持ちさせるためにローテーションしましょう。 

 面倒な方は部屋の模様替えをするときについでにマットレスのローテーションをしてしまいましょう。 

 ただし、マットレスの中には上下が決まっているものもあります。その場合は上下を入れ替えてしまうと寝心地が悪くなったり、型くずれしやすくなったりすることもあるので注意しましょう。



 2、マットレスの湿気対策 

マットレスの天敵の一つが湿気です。湿気対策はいくつかありますが、一番最初は「ベッドフレームの選び方」で湿気対策が出来ます。



この様にベッドの床の部分がすのこになっていることによって風通しが良くなって湿気対策になります。

 普通の床タイプだと湿気が逃げないので、マットレスに湿気が残ってしまうことになります。 ただし、ベッドの下を収納として使っている場合で、荷物をぎっしり詰めている場合は風通しが良くないのですのこベッドの効果が落ちてしまいます。

  荷物は出来ればベッドの下に置かない方がよいですし、もし置いても風が抜けるように考えて隙間を作りましょう。 

 出来ればたまにはマットレスを干したりするのが良いですが、マットレスって重たくて大きいので、干すって簡単に行っても運ぶのが大変だし、干す場所もなかなかないと思います。

そんなときはマットレスのカバーを全部外してベッドにヘッドボード(頭の位置にある板)やヘッドボードがない場合はマットレスを片方持ち上げて下に何かつっかえるものを敷いてマットレスを浮かせて、その部屋の風通しを良くしてあげましょう。 

 最近ではコイルが中に入ったマットレスでも半分や3つに分割できるマットレスがあり、これなら干すのに、移動するのに楽です。


 ベッドは大体壁にくっつけておかれていると思います。そんな環境だとマットレスは常に壁やベッドの床に囲まれていて湿気が溜まり易くなるのでたまには湿気を逃がしてあげましょう。


 3、マットレスのカバー 

マットレスの表面をきれいに保つにはカバーがオススメです。マットレスのカバーを買えるだけで部屋の雰囲気も変わり、気分も変わるものです。 

 しかし、カバー選びでは「サイズ」をちゃんと測るようにしましょう。 まず、気をつけないといけないのがベッドのサイズとマットレスのサイズを混同しないということです。

 ベッドのサイズよりマットレスが大きい場合はないと思いますが、ベッドのサイズより一回り小さなマットレスを使うベッドもあります。 さらに、シングルサイズと言っても最近は、「スモールシングル」とか「セミシングル」さらに「シングル」でもマットレスの幅が97cmや100cmと「シングル」と言ってもサイズは微妙に違ってきます。 更に、長さも195cm、197cm、200cmなど、更に高さは5cmくらいから18cmなどいろんなサイズがあります。

  せっかくカバーを買っても微妙にサイズが違うとかっこ悪いです。 マットレスのサイズを測ってからカバーを買うか、注文したマットレスのサイズをちゃんと確認してからカバーを発注しましょう。 

 もし、ベッドパッドや敷き布団をマットレスの上に敷く可能性がある場合は少し高さに余裕をもったカバーにしましょう。


 4、マットレスのベッドパッド(敷きパッド) 

ホームセンターやニトリなどの家具屋に行くと最近、「ベッドパッド(敷きパッドと呼ぶこともある)」が売っています。

 ベッドパッドは様々な効果があって、防虫、脱臭、速乾などいろんな効果のあるものが選べるようになってます。 

 マットレスにカバーをかけて使うのも良いですが、ベッドパッドを使うとマットレスが長持ちするようになります。

 ベッドパッドはマットレスを湿気やダニなどの虫から守ってくれ、最近のベッドパッドはマットレスにゴムで引っ掛けるだけなので取り外しが簡単で、洗濯機で丸ごと洗えます。 

 夏に寝汗が気になる方にはタオル地の物もあり、そういったバッドパッドを使うことでマットレスに直接湿気がいくことを防ぎ、ベッドパッドをたまに洗うことで清潔さを保つことができます。 

 私はシングルマットレスを二つくっつけてつかっていて、1枚のベッドパッドにしてマットレスのつなぎ目をなくしているので幅が2mのものが欲しかったのでアマゾンで買いました。

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